室外機をチェックしてみてください。直射日光が当たる場所に室外機が置いてあれば、当然効きも悪くなります。移動が難しいのであれば、日よけの庇 (ひさし) を付けるだけでも、だいぶ効果があります。ただし秋の台風シーズンに飛ばされないよう、しっかり固定しておきましょう。
オープンキッチンのお宅で散らかってしまったキッチンをお客様には見せたくない! という方ならキッチンとの間に取り付ける間仕切りロールスクリーンがおすすめです。隠したい! と思ったら、サッと降ろして簡単目隠し。少々散らかっていても、これでもう大丈夫です。部屋の冷暖房の効率を上げる効果もあります。冬にリビングでくつろいでいる時、ダイニングでおしゃべりしている時、ちょっと寒いなと思ったら、スクリーンをサッと降ろすだけでOK。暖かい空気がキッチンへと逃げにくくなります。隠して家事ラク&エコ、節約もできるキッチンに変身させましょう。
インテリアの色使いと照明器具の電球の色をチェックしてみて下さい。青系の色合いを 「寒色」、赤系の色合いを 「暖色」 と呼びますが、実はこの寒色と暖色、体感温度が2〜3度は違うと言われています。つまり同じ部屋でも、色によって暖かく感じたり、寒々しく感じたりするのです。照明器具の電球の色も、電球色と呼ばれる黄味を帯びた暖かい光にしておくと、部屋全体がやわらかく暖かい雰囲気になります。つまり、部屋の色と照明器具を変えるだけで、体感温度が2〜3度アップ! その分の暖房費用を節約しながら、暖かな冬を過ごすことができるのです。
室内側より家の外側に「日よけ」 を取り付け外からの強い陽射しをカットしましょう。またお肌だけでなく、家具や床にも大敵なのが紫外線です。窓ガラスに紫外線をカットするフィルムを貼る、紫外線を遮る効果のあるレースのカーテンを使うなどすれば、紫外線対策で夏場を快適に過ごせます。
玄関まわりをおしゃれに見せるインテリアを置くスペースが見つからない、全体にメリハリの無い印象になってしまっているという場合には、アイキャッチを使ったテクニックで演出してみましょう。キャッチとは、思わずそこに目を留めてしまうようなモノのこと。お客様の目を一気にひきつけるので、他の部分を変えなくても、家の印象を大きく変えることができます。例えば、傘立てが思い切り目立つようなヴィヴィッドな赤色だったり、壁に真っ青なタペストリーが掛かっていると住空間をひきしめる効果があります。また、照明器具による光と陰影の演出は最高のアイキャッチになります。是非、自分らキャッチで、様々な住まいの演出を考えてみて下さい。
「障子」 をかえるだけで和室の薄暗さを解消することができます。和室といえば障子という固定概念をすて、プリーツスクリーンを採用してみるのをおすすめします。まずは思い切って障子を外してみて下さい。和室だから障子がなくてはダメなんてことはありません。障子の存在感は思った以上に大きいので、これを変えるだけでも部屋のイメージは大変身します。障子と同じくイメージを決める大きなポイントとなるのが、「襖」 です。襖紙を替えるだけでもイメージが大きく変わります。襖紙のサンプルブックは様々なメーカーから出されており、モダンから古典まで実に種類が豊富です。
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